出来上がるまでの歴史や特徴について
もろみ酢とは、沖縄で商品化されて有名になりました。
もろみとは焼酎やしょうゆなどを醸造するときに作られる成分です。
沖縄では主に泡盛を作るときにこのもろみを使いますので、沖縄の人たちには昔から知られていた成分になります。
もろみの言葉の意味は、麹菌に、酵母と水を醗酵させたもの、という意味になります。
このもろみをアルコール発酵させて蒸留することによって沖縄名物の焼酎である泡盛が出来上がります。
この蒸留後のもろみを搾って商品化に成功したものを「もろみ酢」といいます。
もろみ酢は「酢」といっても黒酢や食酢のような酢酸が主になったものではなく、クエン酸とアミノ酸が主な成分となっています。
この成分がもろみ酢の大きな特徴となっています。
泡盛は、お米を原料にして、黒麹菌を散布させることによってまず黒麹を作ります。
そうして作りだした黒麹に酵母と水を加えてもろみを作ります。
このもろみをアルコール発酵させるのですが、その際、本来ならいらなくなってしまう蒸留後のもろみの成分にはたくさんのクエン酸が含まれていることに着目してもろみ酢の商品化につながりました。
こうしてもろみ酢は私達の手に入るようになったのです。
しかし沖縄では昔から、このもろみを家畜の豚に与えたりして活用していました。
それ以外にも畑に肥料として撒いたりして、自分たちの生活に役立ててはいたのです。
こうすると家畜である豚の発育や畑の作物の成長に、非常に良好であることがわかってきました。
そして蒸留後のもろみに含まれる成分に有効な活用方法があることに辿りついたのです。